【MeseMoa.】“みんな“って誰?アイドルがファンに語る言葉と解釈
特別お題「わたしの推し」
アイドルがファンに言う“みんな“
一部のファンを特別扱いをしない代わりに、冷遇することもない。
それはつまり、思いやり溢れる言葉だよねって、そんな話です。
あなたは、趣味に毎月どれくらいお金を使っているだろうか?
月々使う額は違えど、「生活に支障のない範囲」が前提だろう。
ただ、好きなアニメやゲーム、アイドルがいれば、
多少財布の紐が緩むのはよくある。そう私だ。
2021年頃から、私に初めて「推し」ができた。
男性9人グループ『MeseMoa.(めせもあ)』だ。
今や、アイドルの推し方は多様化している。
全てのライブに参戦する人もいれば、自宅で配信を見る人もいる。
学生もいれば社会人もいる。グッズ代や遠征費用にかける額は人それぞれ違う。
仕事の都合上、イベントに行きたくても行けない人もいれば、
グッズやイベントにお金をかけたくてもかけられない人もいる。
受験や転職などで、一時的に推し活を休止している人もいる。
それらを全てひっくるめて”みんな”。
2021年4月29日
「Continue 〜強くてニューゲーム〜」
アンコールでの【陽之鳥】では、コロナ禍で活動するメンバーの想いを熱く綴っている。
https://www.youtube.com/watch?v=6p4Dtw3vorE
当時、チケットを買っていたものの、
東京の感染拡大により、家族に止められ遠征を泣く泣く断念した。
そんな中、リーダーである白服さんのスピーチに強く胸を打たれ、
気づけば画面の前で号泣していたという人は大勢いた。
「今回久しぶりに皆さんを入れて、大きな大きなライブをすることができました。
でも今度は、皆さんが選ぶときが来てしまいました。
今日実際に足を運んでくださった方、会場に来られず配信を見てくださった方、
皆さん少なからず、何かしらのしがらみや後ろめたさもあったかと思います。
今日来てくれた皆さん、本当によく来てくださいましたね。
何にも後ろめたいことはないです。
僕達ちゃんとルールを守って、実績を積み上げて、
ちゃんとこうやって安全に今日という日を迎えられました。
そして今日来られなかった皆さん、
よく我慢してくれました。
それでいいんです。またいつか絶対会えるって信じてます。
僕はMeseMoa.の未来も皆さんの未来も大事にしたいです。
みんなそれぞれ、守るべきものがあると思います。
今日という日のための、そして未来のための、
皆さんそれぞれの全ての決断に感謝申し上げます。」
通常、アイドルなら、
イベントがあれば「来てね」と言い、
CDが発売されれば「買ってね」というのが当たり前だ。
推しがSNS等で発信すれば、ファンなら来て当然、買って当然という価値観が、
無意識のうちに刷り込まれていることも多いのではないだろうか。
「したくてもできない人」の存在を決して無視せず、
想いを汲み取り、言葉にして発信すること。
それが多くの人に長く愛される秘訣ではないだろうか。
MeseMoa.を見ているとそう思う。
ダイエットでも筋トレでも、
「無理をしない」ことが長く継続できる秘訣だったりする。
推し活もそれと同じかもしれない。
これからも自分のペースで、末永く推していきたいグループ。
それがMeseMoa.だ。