リスクを取るか、義理を捨てるか?
スマホの目覚ましアプリをセットしたはずなのに起きられなかった日、あなたならどうするだろうか?
けたたましい鐘の音が今日は聞こえなかった。
そのため1時間も寝坊し、大慌てで家を出た。
「今日はたまたま運が悪かっただけ」
そう思って流すこともできる。
明日はちゃんと起きれるだろう、と。
何事もなかったように目覚ましアプリをセットして眠る。
しかし、アラームが正常に作動したかどうかは分からない。
爆音が部屋中に鳴り響いていたかどうかは、証人者もいなければ、監視カメラもないため、誰にも分からないのだ。
今日はたまたま目が覚めて、会社に遅刻せずに済んだ。
でも次は寝過ごして遅刻するかもしれない。
アプリを消すか?
設定を見直すか?
「いや、消すのはまだ早い。」
私はアプリに信頼を寄せている。
そして今回のことは、きっと私の過失に違いない。
心配なら寝る前に試しにセットして、きちんと鳴るかどうか確認すればよいのだ。
そんなことを考えながら、通勤電車に揺られている。